上の前歯の歯並びが気になるということで来院されました。
歯列を整える必要があったため、まずは矯正で内側に入り込んでいた前歯を前にだしました。
左は矯正前の状態。右の写真は矯正装置をとったあと、仮歯を入れた時のものです。
治療前と治療後の状態です。最新の歯科材料（ジルコニア）を使用し審美的かつ機能的な回復がえられました。
治療終了後の状態です。入れ歯は金属のバネを使用しないバルプラストを使用しました。
矯正をともなった審美歯科治療
初診時の状態です。全体的に入っている金属が古く隙間がみられます。状態の悪い歯は残念ながら抜歯となりました。
状態の悪い下の前歯は抜歯になりましたが、矯正をすることによって残っている前歯を削ることなくきれいな歯列を取り戻すことができました。
左下の奥歯にはインプラントを入れました。インプラントを単独で入れることにより、奥歯の天然歯を削らずにすみました。
上の前歯はジルコニアを使用しました。ジルコニアは金属を使用しないため審美性に優れています。また、金属と同等の強度も兼ね備えています。
上下の奥歯も審美性、耐久性を考慮してジルコニアを使用しました。
治療終了時の状態です。審美的かつ機能的な回復が得られました。
インプラントを伴った審美治療
下顎前歯欠損部にインプラント希望で受診される。歯列不正に加え不良補綴物も多く、噛み合わせもどこで噛んでいるのかわからない状態。
赤丸の歯牙は保存不可能と診断、抜歯となりました。
左下大臼歯２本の欠損部位はインプラントを埋入しました。写真はインプラント埋入後仮歯を入れた状態です。この時点で歯列不正は改善されました。
最終の補綴物を入れた状態です。噛み合わせも安定し、審美的な回復も得られました。
上顎の前歯はジルコニアオールセラミックスのブリッジをいれました。ジルコニアセラミックスとは、最新の審美歯科材料のことで酸化ジルコニウム（ジルコニア）含有の補綴材料で、金属と同等の強度、セラミックの生体親和性、審美性を有するため、金属アレルギーを心配されている患者さまや審美を求める患者さまに、オールセラミックスのクラウン＆ブリッジを可能とした補綴治療材料です。
左が初診時、右が終了時です。
上が初診時、下が終了時です。
審美症例 オールセラミック
オールセラミッククラウンは金属アレルギーの心配もなく、歯と歯肉の周りが黒ずむ事もなく自然な天然歯のように仕上がります。
審美症例 ラミネートベニア
ラミネートベニアは歯の表面を薄いセラミック素材で化粧張りする方法です。
歯の表面を薄く削るだけで、神経はさわらずに歯をきれいにすることができます。
欧米では審美歯科の代名詞ともいわれています。 歯の色調は希望通りに製作でき、軽度の歯列矯正、隙間だらけの歯も改善できます。
こちらの患者様は、正中離開を治したいとのことで来院されました。歯の表面を一層削りラミネートベニアをセットしました。